わたしの生活独語記

日常で感じたことをつらつらと書いています

Guardians of the Galaxy Vol. 3

Guardians of the Galaxy Vol3

 

GotGの最新作、そして集大成になった3を見てきました。

 

序盤に腑抜けクイルとガーディアンズメンバーの元に嵐のような災厄(アダム)がやってきて、瀕死状態になったロケットを救う中で結果的にロケットのルーツをたどることになります。その状況に直面したメンバー一人一人にも変化があって・・・。という内容でしたね。

 

今回でジェームスガンとゾーイ(ガモーラ)とデイヴ(ドラックス)がMarvelを去るということでGotGもここで一旦幕という形になりました。

 

 

劇中何度もポロポロと涙がこぼれるシーンがあり、とても良かったです。

かと思いきや「動物実験許すまじ!!」みたいな感じでMessage性の塊みたいなのでぶん殴られたかと思えばいつものガーディアンズのくだらないやりとりで笑ったり色々とてんこ盛りでしたね。

 

あと見てて感じたのが、序盤に災厄のように襲ってくるアダムや後半船から船へ動物を移すシーンやハイエボリューショナリーが自分の作ったのがどいつもこいつもダメで一度全員殺すシーンとか凄くキリスト教哲学を感じました。ハイエボリューショナリーの作ったソヴリン人の男(ウィルポールター)の名前がアダムというのもまた何とも...

ノアの箱舟やら創世記感満載でしたね。

 

 

これは多分他の方も色々書かれてると思うのですが「2001年宇宙の旅」オマージュがちょいちょいありましたねw宇宙服やら、重力関係無く歩くシーンやら。見てて楽しかったです。

 

 

私はやっぱりマンティスが好きです。彼女の優しさやつよさを秘めた言葉に何度も泣きました。ひいてはジェームスガンという方が優しいっつーことですな。なので新しいスーパーマンも凄く楽しみです。愛のあるヒーローはみんな好きだと思いますがそうなってくれると信じて封切りされたら期待を胸に見に行きます。

 

クイルは家族を許しておじに会いに行きましたね。私はいつか母親のこと許せるかなあ。人は変われると思っていても私はまだ許せそうにないなあ。会わなくなって4年ほど経つけどまだまだ私は無理だな、もう少し時間が必用です。まあクイルも40になってから会いに行ったし私もあと10年くらいは別にいいや。

 

町山さんがTwitterで書いてたのですが、ジェームズガンの過去ツイート(例の騒ぎで消しちゃった)で

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは僕にとって何よりも、子供の頃虐待を受けた大人が自分を癒して再出発するために、同じように虐待を受けた仲間と関係を築いていく話なんです」

と書いていたそうです。

 

いやはや泣けますね。

 

個人的には2が1番泣けました。

自分に家族と思える人がいなくて、やっとそう思えた人を失うのが何よりもつらいことが分かるからかなぁ・・・。

 

まあ何にしても良い映画でした。。。

 

今後どんな形でクイルが再登場するのかも楽しみですね。